―椎香side―



繋いだ手を

離したのは君で




君と過ごした記憶を

思い出す度に




切なくて

淋しかった




会いたくても

会えなくて




思い出したくないのに

夢を見た




忘れたいのに

忘れられないから




そっと胸の奥に閉じ込めて………




真実のさよならを

知らなかった




もう誰も責めたくないから




涙で未来が見えなくなる前に




笑って