私は加奈
少女第1章
私は加奈。11歳小学5年生。今日も朝からドッチボールの練習、町会の役員という、肩書きから集まって来ている、おばさんやおじさん、「暑い」燃えてるのは、子供達だけじゃない、親もムキになって、練習。時には、アイスの差入れ、町会費かなぁ。私はセンターで「ボール回せ」って叫んでる、そらみろ、回さないから、私が投げないから、負けちゃうんだ、だから「回せ~」って叫んでる自分がいる、勝ちたいんだから、自分に言っている、みんな、中に入りたいから、なかなか回さない。逃げるばかりの子、私は攻撃的な子、けれどやっぱり、めだっちゃう。回りなんて関係無い、勝つための練習だ、回りの親の冷たい視線「ブー」っだ、終わった終わった~帰ろう、今日のお疲れの見返りはアイス1つ、けどやっぱり、楽しい。夏休みの間、毎日練習だ、暑い時はさぼりたいなぁ。でも毎日行ってしまう。今日も疲れた、明日どうしようかなぁま、寝て明日の朝考えよう、今はお風呂に入って、寝るだ。おやすみなさい。朝早い、始まった、日がまぶしい、すでに真っ黒黒の私は、ショートパンツで、グラウントに行く。あれ、あそこに男の子がいる?どこの子?野球服来て、色は黒くてチョットかっこいいなぁ。今日も活躍大奮闘、やっぱり、楽しい。帰り道、あの子が気になってしかたない、明日も会えるかぁ?さぁ、夏休みも終わる、大会当日、絶対勝つ、結果は、外野から中に入るのが遅過ぎた、負けた、悔しい、見てたかなぁ?気になってしかたない、夏休み終わる、学校だ、片道30分かけて学校だ、朝の合唱の練習、音楽室の窓に寄り掛かる、なにげに窓から、外を見た、あ、彼だ、マジ~同じ学校じゃん。今まで気にならなかったのに、急に気になってしかたがない。3人組になって歩いてる、5年生の夏始めて気になった、男の子。
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