蔓薔薇

冷たい目線

酷い頭痛の中

私は、帰ろうにも両隣を
見知らぬ男性に挟まれ
身動きがとれないでいた。
 
元々お酒は強い方ではなく
こんな体調で飲むお酒は
全くおいしくなどない。
 
早く退散したいと思いながらも
ここに集まっている男性達は
サエとユイの知り合いらしく

場は盛り上がりを見せて
帰ると切り出せるような
雰囲気では無い。

私は、頭痛に耐えながら
ボーッと時間が過ぎるのを
待つしか無かった。
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