デザートは教え子に
昼食に出た
近くの店で昼食をとったら、またもや教え子がバイトしていた。
またもや、というぐらい、とにかくあちこちの店にいろんな年代の教え子がバイトしている。



「先生このあとどうすんの?」
「別に何もないよ」
「学校は?」
「4月にやめた」
「首?」
「まあよく似たものさ」
「また誰かに手をだしてバレたんでしょ」
「そんなにそんなことやってない」
「そんなこと言ってもさ」
「おい。昔はそうだったかも知れないけれど、もうこんなになったんだぜ」
「何が?」


ここで一口コーヒーをすする。

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