いつも隣にイケメン君

♪おはよう、朝だよ…

ん~…朝かぁ…
キラ様おはよぅ…。
ケータイから発せられるキラ様の美声を止めて、ムクリと起き上がった。
ん?
今、足に何か当たったような…
ってか、なんかいつもより狭くない?
不信感を抱き、
布団をガバッと捲った。
「っっ?!!」
キ…キ…
「キラ様がいるぅ~?!!!」
ベッドの中には、
ブラウン管の中にしか存在しないはずの、
『らぶドキ☆学園』のキラ様が、
スヤスヤと気持ちよさそうに眠っていた。
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