学校からの帰り、お決まりのコース。

走るのなんて大嫌いで、体力なんて皆無だった。

けれど、この瞬間だけは違う。

体が軽い。

弾む息すら心地よくて、思うことはただ一つ。

ただ、前へ前へ。

早く。