きっと好き
ふわふわ
………‥
…‥








「ぅ~~~~……」



鼻をグズグズいわせながら暗くなった道を歩く。



結局、状況に耐えれなくなってカバンを掴んで飛び出してしまった。

カバンの中には携帯と財布と手帳とソース…。

財布の中にはたったの200円。



なんも買えない。どこにも行けない。



「もぉ……いやだぁ……グズッ」




美緒の家に行こうかと思ったけど、それじゃあ父にすぐ見つかる…。



……寒い。

とりあえず、コンビニ入ろう。














トボトボ歩く私の後ろに付いてくる足音……



え!?何!?変質者!?


どうしようどうしよう。
コンビニまで距離あるよ…!!










もぅ涙はひっこんだ。






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