きっと好き
いがいが







~♪~♪~♪
「ぅがっ!!!」




アラームよりも先に着信音が鳴って飛び起きた。






まだ4時…

「…んだよ」


なんて、文句を言うけど

本当は昨日の神谷の夢ばかり見てたから、携帯が起こしてくれて助かった。










『朝早くにごめん。
 今週も行けそうにない。
 父さん帰って来るのいつ?』




兄だ…。

結局昨日電話するの忘れてた。









『大丈夫。
 お兄ちゃんが帰って来れる時に
 帰って来て。』






大丈夫だよ。

どうせ、大した話じゃない。










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