同棲彼氏
同棲彼氏
その後は、適当にご飯を作って食べて、適当に真湖斗の部屋で寝た。



寝たって言っても、普通の就寝!



エッチな事は微塵(みじん)もしておりません。



でも、真湖斗の隣で寝て思ったんだけど、真湖斗って顔がきれいだなー・・・。



カッコイイし、お肌がすべすべ。



なんか・・・惚れちゃう?



もう惚れてるんだけど、惚れ直しみたいな?



そんな感じ・・・。



真湖斗にこの肌、誰にも触らせない・・・。



この肌、私のもの!!




次の朝――

私はその日、一大決心をしました!



「私、看護士やめる!」



私が言うと、真湖斗が目を丸くしていた。



「何で!?」

「同棲するから、家事とか色々やんないといけないでしょ?」

「いや・・・俺、自分の事で優美の人生壊すのイヤだよ?」

「ううん。前から看護士はやめたいと思ってたの」



正直看護士の仕事に疲れてた。



人間関係とか、色々。



「まぁ・・・優美がやめたいなら反対しないけど・・・本当にいいのか?」



私はうなずいた。



私は、その日のうちに辞表を職場に出しに行った。



急すぎて、みんな驚いてたけど・・・いいんだ。これで。



「じゃあ、代わりの人が見つかるまではいてくれるわね?」

「はい、もちろんです」



代わりの人は急いで見つけてくれるみたいだ。



「お手数かけてすみません」

「いいのよ。あなたもあなたの人生があるんだろうし」

「ありがとうございます」
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