同棲彼氏
優美が「真湖斗~」といいながら、知らない男に頬にだけど、キスしてる・・・。



その男は拒(こば)むけど、優美が無理矢理キスしてる・・・。



俺は「優美!」と叫ぶと優美とその男を引きはなした。



優美は酔いが冷めたみたいだった。



「あれ?真湖斗・・・」



不思議そうな顔をする優美。



軽くイラッとした。



「お前は、あの男とキスしてたんだよ!」

「は?黒川先輩と私がキス?何で?」

「お前は、黒川先輩らしき人と俺を間違えてたの!」

「何で間違えるの・・・。全然似てないじゃん」

「何で優美が間違えたかなんてしらねーよ!」



まぁ、確かに背の高さは同じだ。



だけど顔とか全然違う!



あっちの方がイケメンだ!



まさか優美、イケメンとキスしたかったから・・・なんて、んな訳ねぇか。



「じゃあ俺達はこれで・・・」

「あ、はい。すみませんでした・・・」



黒川先輩とやらに謝られた。



「いや、こちらこそすいません・・・」



優美は何やってんだよ・・・。
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