同棲彼氏

専業彼女

そして二ヶ月が経ち、私の代わりの人も見つかって私は仕事をやめた。



今までお世話になった人と離れるのは少し寂しいけど、けじめ!!



そして、仕事をやめて初めての日の朝。



「おっはよー!」



私は真湖斗よりも早く起きた。



真湖斗がなにやら寝坊気味・・・。



いつも早く起きてる真湖斗が寝坊なんて・・・。



でも、真湖斗の事、一度でいいから起こしたかったから真湖斗の部屋に侵入。



真湖斗の寝顔、超可愛い・・・。



「起きてー!」



私が叫ぶけど、真湖斗は布団にもぐってモゾモゾ・・・。



「布団はがしまーす!」



私は真湖斗の布団をはがした。



わっ・・・。半裸・・・。



「やめろ・・・」

「真湖斗!あんた浮気した!?昨日誰かカワイイ女の子連れてきてヤっちゃったんでしょ!何その半裸は!」

「うっせーな・・・」



うわっ!何コイツ。寝起き悪すぎ!



「昨日暑かったんだよ!」



は?昨日暑かった?今、真冬・・・。



しかも、昨日って凄(すご)い寒い日だったよね・・・。



「まさか真湖斗、熱あるんじゃ・・・」

「は?熱?んなワケないだろ」

「ある!私看護士だったんだから分かるんだからね!体温計どこ?」



真湖斗は私の言葉を無視。



コイツ・・・。



「じゃあ買ってくる!」



私は走って近くの薬局まで体温計を買いに行った。
< 44 / 103 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop