楽々荘の住人十色
ネオン色のブラウス
このお話は、性的描写があります。

苦手な方や18歳未満の方はご遠慮ください。





ネオン色のブラウス








伸びっぱなしの髪をわざと緩く結んでネオンが煌めく深夜1時の街に出る。
酔い潰れたサラリーマンは終電で帰り、反対に若者は夜通し遊び回る。
そんな賑わいを見せる、このネオン街は私の心を掴んだ。
コンパクトのデジカメでメモを取るようにシャッターを切る。

遊び目的で着てる奴らを尻目にどんどん進み、シャッターを切る回数も増える。
そんな私が迷い混んだのは、お金で情が買える界隈。
暖色の映える狭い路地で私は彼女と出会った。

半乾きの髪が誘う様に石鹸の香りを漂わせ、白くて淡い肌を露出させる。

「サボり?仕事しろよふーぞくじょーなんだから」

たばこを燻らせる一人の風俗嬢。
「休憩中だよ、廉(れん)こそ今日は来るの早いじゃない」



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