明日も、キミに恋をする。

ガールズ・トーク

「はぁ?いきなりバク宙しよったん!?」


「優ちゃんに良いとこ見せて、褒めて欲しかったんやな~。大輔ってそういうとこが単純で可愛い…ぷぷ」





笑いながら、ポテトをつまむ陽子ちゃんと愛ちゃん。




昨日、木下君と友だち宣言できた喜びを聞いてほしくて、放課後三人でファーストフード店に来た。




二階の窓際の、狭い机。

私は桃色のシェイクを吸う。




「優ちゃんもしかして、友だち越えて大輔に惚れちゃったん?」




愛ちゃんの台詞に、吸ったシェイクが鼻から出そうになる。



「ごふっっ、ぅう…痛い!」


私は涙目で鼻を押さえる。




「ほ、惚れたとかじゃないよ!」



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