明日も、キミに恋をする。
「優、寝よか?」
 



俺の声に

優はトロンとしてた目をぱっちり開く。





予想通りの反応に俺は笑顔をつくる。






「大丈夫やで。俺なんも考えてへんから」


「え…?」


「せやから優も緊張せんで…せっかくのクリスマスイヴやし楽しもうや。ってもう言うの遅いんねんって感じやけど」





俺はゆるく笑う。

ほんまに、もっと早くそう言ってあげれば良かった。




優は目を伏せて恥ずかしそうな顔をする。






「なんなら俺はコタツで寝るし」




何もしないって決めたなら……

むしろその方が俺もええ。





優が俺を見る。





「ありがと……でもコタツじゃ風邪ひくから一緒に寝よう」



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