明日も、キミに恋をする。
「あっ…お、お疲れ!」


「ほんま疲れたわぁ。俺、竹内に呼びたされたん2回目やし」




木下君は首をポキッとする。




「ほな、お勉強しに行こか。待たせてごめんな」




木下君はニコッと笑うと歩き出す。

私は「うん」と返事して、半歩ななめ後ろをついて歩く。




私、この位置が好きだな。

木下君の大きな背中をこっそり盗み見ながら歩く。



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