好きだから、バイバイ。

祐輔の寝顔にいつも言う「大切にしてくれてありがとうね」

本人にこんなことは言えない。

いつのまにか寝てる祐輔に呟くことが当たり前になった。


祐輔の前では未来の話なんてしない。
未来なんて私たちには無いから。
祐輔と付き合って目先の幸せのありがたみを実感した。


おやすみ、祐輔。
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