いつの間にか玄関についたのだと思い知り、靴を履き替える。



「……実は、あけおめメールが来たんだよね」



「新年早々、よかったじゃん。それに意外とやるね、瀬川くん」



興味津々にあたしを見て、メールが来たことを喜ぶ麻衣。



「…で?どうだったの?」



「どうって?」



「瀬川くんからメールが来てからよ。まさかとは思うけど、今度こそは返事したんでしょうね?」



「あ、当たり前だよっ。ちゃんと返しましたっ」



隣を歩く麻衣からものすんごい疑いの目線が。だけど今回ばかりは本当なんだっての。



「どんなメールが来たの?」



「『あけましておめでとう。今年もよろしく!今年こそはたくさん話しような。いつでもメールしてね♪』って」



「わお。いい予感じゃない?で、遥の返事は?」