ヒミツのお姫様☆

告白と……。




——————……。


無事、女装コンテストも終わり、文化祭も終盤。


私は、クラスの出し物の片付けをしていた。


「なんか、いろいろあった文化祭だったな」


一緒に片付けをしているのは斉藤。


今、教室には2人だけ。



「そだね」



夕日が窓から差し込んで教室がオレンジ色に染まる。


斉藤は、文化祭が終わるのが寂しいのか声のトーンがいつもより低くてしんみりとしている。



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