脳脊髄液減少症闘病記と命の大切さ
第1回ブラッドパッチ(自家血注入)手術
RI造影検査終了後、医師から説明がありました。「腰から漏れがある」と言われました。 完璧に脳脊髄液減少症と診断されました。交通事故の後遺症でした。
入院は延長となりました。まずは点滴治療ということで2週間ということになりました ずっとお風呂にも入れませんでした。身体が痒くなって来ました
点滴が始まり1週間が経ちました。8月1日、主治医から呼び出しがあり親と一緒に行ってみると、主治医から「脳脊髄液減少症の治療のためにブラッドパッチ手術を行ないます。治るかは解りませんが明日してみましょう」ということになりました。8月2日になりました。「いよいよ明日か。大丈夫かな?」と考えているうちに夜になりました。眠れませんでした。怖くて不安でした。
「みんな何してるのかな?」とか「俺だけなんでのかな?」と思いました。
「俺は彼女が出来ないのかな?」とか何でそんなことを思いました。
8月2日親が来ました。午前10時からの手術でした。看護師さんと脳神経外科処置室に行きました。処置室に行くと主治医が待機していました。ベッドに横向きになり医師の方に背中を向けてエビ反りになりました。腰に麻酔の注射をしました。 ブラッドパッチ手術につかう針は15~20cmもの長さがありました その針を腰に入れる時音がしました。「ズブッ」とても怖かったです。血液が入ると同時に腰と足先がジワジワと痺れて来ました。主治医に「痛いです」と言いましたら少しずつ血液を入れました。 ジワジワと痛みが増していきました。とても怖かったです。
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