侍女に付き添われて、私は自室に戻ってきた。


結局、信長様には会えなかった。


良いのか悪いのか。


義兄となった人に会っていただけないなんて、私は歓迎されていないのかしら?


それとも、ただの駒には会いたくないっていうこと?


そう思ってしまったら、じわりと目に涙が浮かび上がって来てしまった。


浮かび上がってきた涙を慌てて着物の袖で拭いさる。


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