どくたぁ&なぁす☆

再び

【流星side】



「・・・まさか」



思わず、そう漏らしてしまった。





―――――あまりにも、



〝あの時〟の永久と同じだったから。



こいつ・・・・



美月に恋してやがる。





――――はっ



だからなんだっていうんだ。



別にいいじゃねーか。



永久が誰を好きになろうと・・・



美月は俺の女じゃねーし、



俺が美月を好きなわけでもない。





なのに―――――・・・



なんでこんなに胸がモヤモヤするんだ。





なぜだか、あの時の



美月の唇の感触が





頭から離れない―――――――
< 31 / 50 >

この作品をシェア

pagetop