振り向くとそこには


「雷右…」


雷右が立っていた。

「お前もう大丈夫なのか?風邪でぶっ倒れたって…」


心配そうに聞いてくる雷右。


「もう平気。熱もないし。」

夏愛は笑ってみせた。


「そうか…んで!昨日何で飯食わなかったんだよ!昨日大変だったんだからな!」


大変って何が…?

不思議そうな顔をしていると


「龍司さんだよ。すげー機嫌が悪かったんだよ。そのせいで昨日の晩飯の時誰一人一っっ言も喋んなかったんだよ。」


雷右が「あの空気には耐えられねぇよ…」とかほざいていた。