9月20日。

この日は、直樹の誕生日。

それと同時に、あたしの誕生日でもある。

今、母は『仕事』で忙しい。

でも、毎年…あたしたちの誕生日の日だけは、休みをとっていた。

けど今年は…帰ってくる気配がない。

「はぁ…」

あたしはお気に入りのパーカーに着替え、夕飯の支度をした。

っていっても、昨日作ったカレーを温めて、野菜を用意するだけ。

「直樹ーできたよー」

「ういーっす」

直樹は椅子に座った。

あたしは、カレーとサラダを置いて、椅子に座った。

「「いただきます」」

そう言って、適当にテレビをつけ始める。

これがいつもの日常だ。