あたしが日向を信じると決めた後。




少しの間、真希に一緒にいてもらって気持ちを落ち着かせた。





「じゃあ、あたしは帰るけど。なんかあったらいつでも言いなよ?」




「うん、ありがと……。また連絡するね」





最後に玄関先であたしの手をぎゅっと握りしめて、真希は静かに扉を閉めた。





パタンと扉の閉まる音がすると、やっぱりどこか切ない。




せめて、日向が帰ってくるまで一人でいる時間を紛らわしたくて、あたしは買い物に行くことにした。






少し髪をとかして、Tシャツの上にカーディガンを羽織る。






マンションをでると、入り口に小さな水たまりがあることから、昨日少し雨が降ったのだと気づいた。







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