『K』
空回り
もうすぐ優太と付き合って三ヶ月が経つ。。

今のところまだ喧嘩もしてないしすご~く仲良くやっていた。
私わ毎日もっと優太を好きになっていた。。

だけど私はまだ気づいてなかった。。
優太は一人、不安になっていたことを。。

これがきっかけで優太の不満が爆発し、喧嘩をしてしまう。。とはまだ思ってもなかった。。

ある日、いつものように私が仕事を終わると店の前で優太が向かえに来てくれていた。

『マユ~お疲れ♪』

アミが彼氏と帰って行く。
彼氏といちゃつきながら。。
『シゲ♪大好きだよぉ~』

『アミちゃん達ラブラブだなぁ(笑)』
優太が微笑えましく二人を見つめた。

『本当~♪いつも店でいちゃついてんだもん!あの二人(笑)』

『へ~♪マユは俺に『大好きだよぉ♪』とか言葉ぢゃ言わないよな~』

一瞬、優太が本気で不満そうな顔をした。。

確かに私わあまり言葉で『大好きだよ』とかは優太に言ってない。。

私わ、本当恥ずかしがり屋すぎるくらい本当は相手を目の前にすると言えなくる。。

だけどそんな私とは逆に優太は感情のままどこでもストレートに『好き』とか言ってきてくれる。
その性格がうらやましくて本当は私も言いたくて、言えるようになりたいのにやっぱり黙ってしまう事が多い。。

例えば優太が『ね~俺のこと好き~♪?』っていきなり聞いてきた時とか、メールなら『好きだょ』とか送れるのに本人を目の前にすると話しを反らしたり、ごまかしてしまう。

その事が優太を不満にさせていた。。。

『なぁマユ?今日このままホテルに泊まろう♪』

『。。うんいいょ♪』
(優太と一緒にいたいし♪)

私達はたまに私の仕事が終わってそのままホテルに泊まることも多かった。

ホテルに到着。
部屋に入ると優太がシャワーを浴びる。

私もシャワーを浴びる。 お風呂からでると優太はもうすでに寝ていた。。

(あ、寝ちゃってる。。)
部屋の電気を消して。。
私もベットに入り優太の横に寝る。。

お酒を飲み過ぎたせいかなかなか眠れない。。

30分くらい経ったころだった。。


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