コールガール〜先生と愛人〜
「じゃあな、汐莉」




服をきた愛しい人は鞄を手にとり、あたしの顔も見ずに部屋を出ていこうとする。





「待って!先生」


「あ?」





あたしが呼び止めると不機嫌そうに振り向いてきた。





「時計、忘れてるよ」







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