pinkな関係 そのみ×大河【完結】
「夏休み早く終わってほしいです。」



慌てて言った彼女の言葉・・・




「え???なんで?高2の夏休みなんて一番楽しいじゃん。」



受験勉強もないし遊びたい放題♪






「だって。


・・・今日しか先輩に会えないから。」







その言葉とともに最初の花火が上がった





かき消されそうな言葉だったが

彼女の横顔と一緒に

俺の耳には届いたのだ






光に照らされた彼女の横顔があまりにもきれいで言葉を失う。



俺はなにも言わずに空を見上げた。
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