手紙

___31






****





「今日も、晴れか・・・」





開けた襖から入る太陽の光が、沖田にとって久しぶりすぎて異様に眩しく感じる。





「こんな晴れているのだから、海にでも出かけたいものだな」






そんな沖田のつぶやきは、独り言のはずだった。





が、思いもよらず、返事が返ってきた。






「やめておけ。総司」






「・・・・・一くん?」






偶然にも通りかかった斎藤が、沖田の部屋の前で立ち止まる。







< 276 / 432 >

この作品をシェア

pagetop