「……それじゃあ、いってくるね?」



今日、玄関先で出かけようとしているのは雪兎で…………。



「………ん。ナツによろしく。こっちは心配ないから、楽しんでこい」



「まぁま~~っ」



見送るのは時春と白羽という組み合わせ。



この日、雪兎は棗と一緒に二人だけで久しぶりのお出かけだ。



棗に誘われ、時春に相談したところ…『毎日子育てに家事がんばってるんだから、たまにはゆっくり楽しんでこい…』と、実に快く了承してくれたのだ。



「うん………。ハル…ありがとう」



にっこり笑うと、時春から頬に軽くキスをもらい…多少申し訳なさそうにしているものの、笑顔で出かけて行った。



「今日は、パパと二人だからな?………いい子にしてろよ……しろうさ。」



時春は白羽の頬にも優しくキスをして、キョトンとわかってなさそうに見上げる大きな瞳を見て苦笑を浮かべた。








パパと白羽のお留守番のはじまりです―――――!

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