ベースボールboy
野球少年
<亜美sade>

あたし16歳!

私立桜学園の生徒。

あたしは野球が嫌い。

あの頭ときたら・・・・。

「亜美ぃぃ。野球男子嫌いなくしたら?」

こんなことを言ってる心友の加奈。

自分が野球男子の彼が出来たからって・・・。

「加奈はいいよね。彼氏いて」

「あんたは可愛いんだから。告白したらokされちゃうよ」

「やなの。告白する相手いないもん」

「きゃー可愛い。その怒った顔w」

こんな感じでいつも笑ってお世辞を言ってくる加奈ちゃん。

この学園。野球が有名な学校みたいなの。

あたしはそれを知らないで・・・。

「こんな学校入らなきゃよかった」

「いやいや入っていいことあるだろ。ほらあっち見てみ」

みた先には・・・

こっちを見ていた男子たち

みんな丸刈り。

「ほらほら、亜美が見たからみんな顔真っ赤」

「加奈ぁぁぁもう、うるさいっ」

「亜美可愛いーー」

もう行っちゃうもん

加奈なんかしらないっ!!

でも1人の男子カッコいい

先輩かなぁ・・・

顔立ちよかったし

後で見てみよっと。

「亜美、まってぇぇ」

「加奈はやくぅ。予鈴なったよ」

「真面目な亜美♫」

「あっ亜美ストップ」

早くいこうよぉぉぉ

「はやっ・・・」

あっあのかっこよかった人だ

「蓮じゃん。この子がうちの心友の亜美」

「亜美ちゃんかぁ噂で聞いてたよ」

噂?噂?噂?

「お前、亜美っていうんだ」

「なにげにかわいい」

なにこの人たち

「お前ら亜美が怖がってるぞ」

はい?呼び捨て?

「あっゴメンな。亜美」

みんな呼び捨て??

「あっはい」

「蓮たちも行こうぜ」

「おう。じゃあな。加奈」

「ばいばーい」



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