金龍~星たちの絆~
はじまり
葵「ねぇ、陸也、空也、京、優姫。あれって、お星様かな?」

優「違うから、葵。星が道路を走ってるわけがないでしょ。あれは、バイクよ。」

陸「うん。たぶん〝金龍〟だよ。」

空「じゃぁ、父さんと母さんがいるね。」

京「そうだな。」

あの頃は無邪気だった。
葵「いいなー。私も、『星』に乗りたい!」

こんなこと、簡単に言った。
陸「おれらも、同じだ。」

思っていることがすべて一致した。
京「じゃぁ。一緒にはいろうぜ。」

こう言って笑いあえた。


でも、3年後。
 
この星たちから、優姫が消えた。

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