アクアマリンの秘密【外伝】
*作者小話*


結局書いた、紫紀と白斗のお話です。
季節は春の終わりのイメージです。


どうもね、私はかなり紫紀を美化しているみたいです。笑
紫紀と白斗は本編でも意味深な会話をすることが多く、絡みも多かったので久しぶりに書いても動かしやすかったです。


他人のことばかり考えている紫紀にそろそろお前も幸せになってくれよ…って思ってる白斗が書きたかったんですよね。結局のところ。


ただ、二人ともというかアクアマリン主要メンバーは比較的みんなそうですが特に年上チームは過去のウエイトが大きすぎるので逆に〝未来〟を描けないんです。
未来は創るものというよりは創られたものという感覚が強い、という感じですかね。
今目の前で選んだものの結果として未来が訪れる、的な感覚に近いような気もします。


私自身としては未来は創るものであってほしいとは思うものの、選択の結果訪れるものという感覚も捨てきれないなぁと思ってこんな形になりました。


甘さゼロの超短編でしたがこの二人を書くのが好きなのでこれはこれで良かったかなーなんて思います。


2012.5.3
春風夢海

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