渇いた詩
久弥は仕事が忙しいみたいで、


毎日会えるわけじゃないけど、



毎日連絡はしている。



寂しくないと言ったら嘘になる。



その寂しさを埋めるようにGalfiaのCDを聞いて過ごしていった。



久弥の家に行ったり、


久弥がまた家に泊まりにきたり、



満足なデートはできないけど、そんなの望んではいない。



久弥がいればどこにいても楽しいんだ。



なのに、そんな些細な日常が突如として消えていくなんて……。
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