ありのまま、愛すること。

切り刻まれたパジャマ

そして、母は私を怒らなかった。

私は根っからガキ大将気質でしたが、そのやんちゃする私が、母の理想だったからなのでしょう。

逆に私が弱々しいこと、泣き言を言ったり、夢をあきらめるようなことを言ったりしていたら、そのときはすごく怒られたのかもしれません。

でも、私は120パーセント前向きな子どもで、何をするにも誰より先頭だった。

母はそんな私を知っていて、すべてを許容してくれたんだと思います。しっかりと愛されていることを、ずっと私は感じていました。
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