ありのまま、愛すること。

なんの社長になる?

中学時代の知人・友人は、その後の私の姿をいちばん想像しにくいはず。

中学時代、宗教に没頭し、型にはめられていたころの私は、やはり自分らしくはなかったように思います。

ワタミを経営したり、都知事選に出たりしていちばんビックリしたのは、中学生時代の同級生でしょう。

それほど、猫をかぶっていたし、自分を抑え込んでいました。

その反動で、高校では元の暴れん坊の顔が戻ってくることになります。

先生の言うことを聞いていてもなんの役にも立たないと決めつけていたため、高校3年間は、授業中ずっと、好きな本を読んでいた。

好きな本といえども、将来社長になるために必要な本。

いまでいうビジネス本というカテゴリはなく、読み漁っていたのは経済小説や歴史小説です。

筆頭は、高杉良先生の『虚構の城』や、清水一行先生の『ふてえ奴』。城山三郎先生の作品もよく読みました。
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