シュークリーム
そのあと、私がまったく動けなくなるまで村上君に攻め続けられたのは、言うまでもない。


村上君との行為は、意識を手放しそうになるくらいに激しくて……。


余裕のない私を翻弄する彼の甘い愛から、もう離れられないとすら思ってしまった。


そして、そんな私たちの気持ちが周りにはバレバレだったことを課長や長谷川君から知らされるのは、まだもう少しだけ先のこと。


今の私は、村上君の中に隠されていた裏側の表情にただただ翻弄され、心も体も彼に落ちていくことしか出来なかった──。





END.


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