――ビリ、ビリ…


彼との思い出、エリカとの思い出。


写真を破った
プリクラを切り刻んだ
メモリーを削除した


心に鍵を掛けた


それでも溢れ出す記憶の欠片。

どんなに頑丈な鍵を掛けても、するりと抜け出てくる思い出の数々。


忘れたい、
忘れたい、


忘れたいのに忘れられない。


忘れたい、
忘れなきゃ…

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