セカンドラブ


気がつくと誰もいなかった


幻か・・・


バカだな また思いだしちゃった


こんなところにいるはずないじゃん!!


「なっち!」


(あたしは母親の中村姓を名乗り 部員にはそう呼ばれてる)


「何をボーとしとんねん?」


「あっ!今そこに誰かいなかった?」


「おらんで~ 幽霊見たか?」


アハハ…


頭をかいて笑ってごまかした


「まだあたしの荷物整理すんでなくて散らかってるけど どうぞ」


みんなを中へ案内した


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