最愛の人
嫌がらせ
私達は電車に乗り直孝と私は手を握って歩いていた。

どうやら直孝は私を送り届けるみたい。

帰り際いっぱいイチャイチャしてあっという間に家に着いた。

「今日はありがとう♪楽しかったよ!」

私は笑顔で言った。

「そっか!よかった!また行こうな」

「うん♪後今度お姉ちゃん達に会わせたいんだけど大丈夫?」

直孝は一瞬驚いた。

直孝は快く引き受けてくれた。

「わかった。今度な」

約束をして私達はさようならをした。

家に入ったら麗奈達がニヤニヤとしていた。

どうやらさっきの場面をみていたようだ。

「さっきの子彼氏?」

麗奈が聞いて来た。

彼氏と言う響きに慣れていない私は顔を赤くした。

「彼氏なんだ♪今度会わせてよ♪」

麗奈は私が彼氏を作った事にたいして全く否定する事なく言った。

「今度家に連れて来るね♪」

その日は今日の事をずっと話していた。

思い出が一つ増えた。

輝愛はこれから起こる日々をまだ知る事はなかった。

あの日までは…。

次の日、私はなにかしら早く目が覚めた。

早く準備をして美里と一緒に学校へ行った。

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