執務室で仕事をしているとドアをノックされ返事をした。


ドアを開けたのは女官長のカナリアだった。


カナリアは俺が幼い頃の教育係だった。


俺にとっては第二の母のような存在だ。



『カナリアが自らここに来るなんて珍しいな』

「お仕事中失礼致します。今日はシエル様のお許しを頂きたく、こちらへ参りました」



カナリアが俺に頼み事をするのは初めてかもしれんな。



『何だ』

「明日、私もラキと共に瑠花様の元を訪ねても宜しいでしょうか」



いつかそう言い出すんじゃないかと思っていたよ。



『好きにしろ。ただし、わかっているとは思うが、余計な事は話さないようにな』

「承知しております」






この作品のキーワード
バンパイア  ファンタジー  一途  甘い  美男美女  パープル14  王子様  お姫様  異世界  ヴァンパイア 

感想ノートに書き込むためには会員登録及びログインが必要です。