Rose of blood
以前に比べてシエルが優しくなった。


優しいというか穏やかな感じかもしれない。


そのせいか、余計に私の中のシエルへの想いは膨らむばかり。



『まだ寝ぼけてるのか?』

「そ、そんなことないよっ」



考えてるとボーッとしちゃう癖直さなきゃ。


私はシエルの目の前の席に腰掛けた。



『何かしたいことはあるか?』



思わぬシエルの言葉に耳を疑った。



「えっ?」

『今日は1日休みだと言っただろう。一緒に過ごそうと思ったんだが、迷惑だったか?』



私はおもいきり首を横に振った。


迷惑なはずがない。



「シエルからそんな事言ってくれると思ってなくて、驚いちゃって……!!」






< 68 / 534 >

この作品をシェア

pagetop