LOVE SONG
「…」

三人の話を無言で聞きながら、成田は何気に中里の方に目をやった。すると、たまたま中里と目があってしまって、すぐに顔を背け、台本に目線を落とした。

「…」

中里は、そんな成田をそのままぼんやり見つめていた。

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