LOVE SONG
一曲目完成
「出来たぁっ!!」

中里は両手を突き上げた。

それは、曲を受け取ってから3日後の事だった。

「岡林くん、気に入ってくれるかなぁ。よしっ、自分で届けに行こっと」

そう思いたって、中里はCityNoiseの事務所に電話して、CityNoiseのスケジュールを聞き、会うためにテレビ局へ向かった。

「おはようございますっ」

テレビ局に入り、CityNoiseを探すと、丁度公開番組を撮っていた。
< 72 / 212 >

この作品をシェア

pagetop