【短編】猫箱論理

☆☆☆☆☆☆




目が冷めるとそこは妙に空気が重い。

周りには一定に鳴り響く機械音。

ふかふかのベッドに暖かな光。

もしかするとここは……


病院?





「羅維? わかる?」




横から声がする。

聞き覚えのある、ずっと聞きたかった声。





「あ、梓?」




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