【プロジェクトＸＬ】―４８０曲への挑戦―（残り３８８★）

まずは１−５０

『炒飯と焼きそばとスイカ』

Lyrics By レイニーブルー


白いワゴンが停まってる
朝９時　駅前　ロータリー

キラキラの陽射し ぬける青空
ＢＢＱ日和！なんてね。

あたしは手を振り、みんなの
輪の中へとダイビング！

ウキウキ　弾む鼓動は きっと
近づく夏のせいだ


おなじみメンバー
揺れるワゴン
いつもの笑い声たち

なのに なぜかなぁ
君の声だけ
ちょっと くすぐったいの



…………



着いた、河原だ！深呼吸
ドキドキを 止めなくちゃ

くるくる空回り ハイテンション
けど視線だけ スローモーション

ねぇ　シメは焼きそばでしょ？
ねぇ　どうして、炒飯なの？？

鉄板はさんで 君とあたし
向かい合わせ ケンカする


炒飯でも
焼きそばでも
ホントは どっちでも良いの

ただ、じゃれあう
子犬みたいに
君とケンカしたいの

…どうしてかなぁ。


♪〜間奏〜♪


（「絶対、炒飯だろ！」）
（「焼きそばだって！」）




………


午後３時 　傾く太陽
川で冷やした おっきなスイカ

ひとくち 食べた君が言う
「コレに塩振ったのは、ダレ？」

急に　心細くなった。
挙げた右手が　震えてた

ねぇ 怒ってるの？
ねぇ ごめんね？
泣きそうになったのは、ナゼ？


くしゃっと笑って
「お前サイコー！」
なんて どーゆー事なの？

子供みたい 頬っぺ真っ赤にして
そんな顔 反則じゃん！


………


炒飯でも
焼きそばでも
ホントは どっちでも良いの

ケンカのあとは
子供みたいに
並んで スイカ食べよう


ひとふりの 塩が効いたなぁ
まるで 魔法の粉みたいに


おなじみメンバー
揺れるワゴン
いつもの笑い声たち

なのに なぜかなぁ
帰り道は
ちょっと センチメンタル




Ｎｏ．１