ヘタレ刑事-デカ-の事件簿~真実をつなぐ館~
Ⅲ.ヘタレ刑事、錯乱。



結城は雷の音で目を覚ました。


時計を見てみると、かれこれ七時間は眠っていただろう。


身体が重く、気分もすぐれない。


れっきとした二日酔い症状だ。



結城は重い身体を起こし、カーテンを開け、窓から外を見た。


大雨だ。


しかもバケツを引っくり返したような勢いで降りつけている。


窓にも激しく打ち付ける。


風も強い。


音がするぐらい吹き付け、木が激しく揺れる。


「すごい天気だな………」


結城は部屋を出て、ひとまず、下に下りることにした。

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