歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦

それぞれの想い…

「「かんぱ――いっっ!!!!」」



あれからJINくんのスタッフ達とうちのスタッフや紅と健二と合流し、都内のBARにやってきた私たち。

このBARはJINくんの行き着けらしく、今日はここを貸し切りにして飲むことになった。





「では〜!sAra.ちゃんとJINくんのデュエット曲のヒットを願って〜〜」

「「一気一気…‥!」」


一気コールが始まった(汗)

飲み会では定番だよね。


カウンター席に座り、盛り上がっている光景を遠くから見守る私。





「飲みなんて…久しぶりだね」


私の右隣でポツリとつぶやく紅。




「…だな。」


私の左隣で健二がポツリとつぶやいた。





確かに…。


慶がまだ事故に遭う前は、しょっちゅう飲んでたな…



こうゆう“場”に来るのも久しぶりだし……







「変な言い方かもしれないけど‥慶、元気そうだったよ」
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