晴れ空男子

恋愛模様

「まぁ…美雨も疲れただろ。早く寝ろ」

「…うん」




 パパの言った言葉でなかなか寝付けない。





 隣の空の部屋から少し物音がした。





「…空?」




 ゆっくりとドアを開けて中を確認する。






「…美雨」


 空はベッドの上で座り込んで何かを考えてたみたい。






「眠れないの?」

「あぁ…美雨も?」

「うん」



 私は空の横に座って空をじっと見る。



「どうした?」

「…うちの養子になるの?」

「そしたら…美雨と恋愛出来ねぇじゃん」




 え





< 69 / 296 >

この作品をシェア

pagetop