金魚の浴衣
金魚の浴衣

花火大会



私は夕暮れの中、


部活帰りの彼氏と手を繋いで歩いていた。



彼氏と手を繋いで一緒に帰っているのが、


嬉しくて、恥ずかしくて……



でも夕陽に照らされているからわかんないよね。



良かったぁ……



ん……?



ふと、私の目にあるポスターが映った。



「ん?どうした?」



急に止まった私に、彼が不思議そうに聞いてきた。


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