Addict


それは中毒



「イイ女が居るなってずっと見てた。

気付いてたくせに」



「ナンパならお断り。他を当たってちょうだい」








本当はあなたの左右で違う宝石のような瞳に、見つめられることに気持ちを高鳴らせていた。



まるで中毒のように



逸らせない、


強くて、まっすぐな―――美しい視線。




「俺を年下のお坊ちゃまだと思うなよ。


あなたよりでかいし、力だって強い。


その気になれば簡単に押し倒すことだってできるし、




あなたをこのつまらない世界から連れ去ることだってできる」






連れ去ってよ。


私をどこか遠くへ連れてって



***



短い夏の夜に、鮮やかに咲き誇る月下美人のように



ほんのひととき


恋をした。




かりそめの―――恋だった。




芳しいまでの月下美人の残り香が、私を彼の中毒にさせる





元銀座の売れっ子№1ホステス。

人妻の紫利



***


世界に名だたる大企業の年下御曹司


啓人



危険な大人のLove story




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「Fahrenheit -華氏-」 の番外編です。


こちらは完全なフィクションです♪


「Fahrenheit -華氏-」から読まれた方が分かりやすいかと思いますが、こちらから先に読んでも分かりやすいように作成していくつもりです。


*2011,7/2 start*
*2014,6/18 fin*




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